コンセプトモデルSonia特集 PART3 サウンド、マイナーチェンジ編

 

 

こんにちは。

SagoのConcept Modelを深掘りするコーナー、今回のSonia特集 part3ではサウンドなどを内側から徹底解剖します。

またSoniaが現在の形になるまでにどのようにマイナーチェンジを経たのか、併せて書いていきます。

 

1.サーモアルダーボディ

ビンテージ楽器のようなサウンド、独特のアコースティックな鳴りが得られるサーモアルダー。

ストラトタイプのギターに求められるレンジ感の広いサウンドをワイドに出力することができます。

 

 

 

 

サーモウッドの特徴については下記のブログで詳しく取り上げておりますので、ご覧ください↓

サーモウッドのあれこれ

 

 

2.ピックアップ

2-1.センターピックアップの位置

Soniaの大きな特徴の一つであるセンターピックアップの位置。

リア寄りにマウントすることにより、センター単独で使用した場合、シングルリアのようなソリッドさが出せます。

またメロウなサウンドのフロントピックアップと距離が生まれることにより、独特な立体感のあるハーフトーンが楽しめます。

 

 

 

なおこのピックアップレイアウトはSagoのストラトタイプモデルであるClassic Style-Sでもオーダー頂けます。

 

 

 

ちなみにS-S-HをSoniaのピックアップレイアウトの基本としておりますが、

「フロントピックアップはP-90がいい」

などご要望に合わせてピックアップを選定できますので、オーダーの際にご相談下さい。

 

Custom Order

 

 

2-2. L(x) Pickups(フロント/センター)

Soniaのフロント/センターに採用されているBellfrix-type2艶のある倍音を多く含んだ、エナメルワイヤー特有の高音域が特徴的なピックアップです。

※タップすると販売ページへ。

 

 

 

アルペジオでは1音1音の粒立ちが分かりやすく、コードストローク・カッティングは歯切れよく、まとまりあるサウンドが出せます。

また42AWGのplain enamel wireをわずかに増やしたターン数で巻く事により、S-S-Hのレイアウトであっても音量のばらつきがなく、バランスの取れた最適な出力を確保しています。

 

 

2-3.L(x) Pickups(リア)

リアピックアップに採用されているTashlly-type1ハムバッカーらしい太いサウンドとシングルコイルのようなレスポンスの速さが融合したハイブリッドなピックアップです。

 

42AWGのplain enamel wireをビンテージ系ハムバッカーよりもわずかに増やしたターン数で巻き、Alnico5マグネットと組み合わせる事で更に倍音豊かなでモダンなサウンドに仕上げています。

 

3.マイナーチェンジ

SoniaはSago創業当時からのモデルで、アーティストやお使い頂いている方々からのアドバイスを頂戴しながらマイナーチェンジしてきました。

初期モデルのSoniaがこちら、先日のSago 15th Liveの時に鶴の秋野さんにもお使い頂きました↓

 

 

通常のストラトキャスターから持ち替えても違和感がないよう、この仕様から下記の通りマイナーチェンジしています。

 

 

3-1.ボディ周り

まずストラップをつけた時にストラトキャスターと同等のフィット感を目指すため、ストラップピンの位置を合わせました。

またボディシェイプはストラトキャスターを意識しながらより小ぶりにして、くびれの位置を合わせることで、座ってギター構えても慣れ親しんだスタイルで演奏できます。

 

3-2.ハイポジョン、ジョイント周り

元々はジョイントプレートなしの4点止めとしておりました。

 

 

 

しかしココについてもストラトキャスターと同様の演奏感を追求しつつ、ハイポジションでのプレイアビリティを考慮し、ボディを1段落とし込みしてジョイントプレートで4点止めしています。

 

 

3-3.ヘッド周り

元々ストラトキャスターと同じくストリングスリテナーを装着しておりましたが、チューニングの精度を向上するため、取り外した設計に変更しました。

 

 

それに伴いペグの位置の調整、Gotoh製H.A.P.Mロックペグを採用するなど、激しいアーミングを行なってもチューニングが狂いにくい構造としました。

 

詳しくはPART2で解説しています↓

コンセプトモデルSonia特集PART2、木工ハードウェア編

 

3-4.ボリューム&トーン

当初はストラトキャスターと同じ1ボリューム、2トーン仕様としていましたが、シンプルに使いやすく1ボリューム、1トーンに変更しています。

 

 

 

3-5.ピックアップ

上記の2-1.に記載の通り、現在の仕様になる前はセンターピックアップを中央にマウントしていました。

 

また当初は外注したピックアップを搭載しておりましたが、よりSagoらしいサウンドにするため、実験・試行錯誤を繰り返し、SagoオリジナルのL(x) Pickupsを開発し、現行のSoniaに採用しております。

 

 

 

4.まとめ

以上となりますが、いかがでしょうか。

当初の設計から現在のSoniaへとアップデートするまでにSagoスタッフやSagoアーティストと意見を交わしあった日々を思い返すきっかけとなりました。

ラストとなるPART4ではオーダー実例編ということで、Sagoの楽器をお使い頂いているアーティストよりオーダー頂いたモデルを中心にSoniaの応用編を紹介させて頂きます。お楽しみに。

 

Concept model Sonia特集 PART1 コンセプト、ストラトキャスターとの違い

 

コンセプトモデルSonia特集PART2、木工ハードウェア編

Sonia -Initial type- BBK(trajectory of sago)

Sonia