Concept model Sonia特集 #1 コンセプト、ストラトキャスターとの違い

最終更新日:  公開日:



4話分の記事を1ページに新しくまとめました。

↓以前の記事

こんにちは。

SagoのConcept Modelを深掘りするコーナー。
今回は「Sonia特集 #1」をお送りしたいと思います。

Soniaはキュウソネコカミのオカザワ氏、YOSHIHIRO氏(ex.ギルド)をはじめとして、多くのギタリストからご支持頂いているSago主力のConcept modelです。
この #1ではコンセプトやストラトキャスターとの違いを解説したいと思います。

 1.コンセプトは新しいストラトキャスターの提案

ストラトキャスターはジミ・ヘンドリックス氏やジェフ・ベック氏、またSagoのギターをご愛用頂いているSpitzの草野マサムネ氏や和楽器バンド、m:atureの桜村眞氏(和楽器バンド:町屋氏)がSagoのストラトタイプ、Classic Style-Sをご使用頂いており、数々のスターギタリストを生み出したギターの定番モデルです。

チャキッとした歯切れのいいトーン、高い演奏性、カスタマイズに優れているなど非常に万能なギターであるため、ギタリストなら1本は持っておきたいですね。

そしてSagoの視点で新たなストラトタイプギターとして開発したのがSoniaです。

万能性を継承しつつ、従来のストラトキャスターにはない新しいスタイルのストラトタイプギターとしてサウンド、チューニング精度、プレイアビリティを追求しました。

2.ストラトキャスターとはどこが違うのか?

では一般的なストラトキャスターとはどこが違うのか?書き出してみました↓

この中で特に注目するポイントとしてはセンターピックアップの位置です。

詳しい内容は #3のサウンド、マイナーチェンジ編で述べますが、ブリッジ寄りにセンターピックアップを配置することで、ハリのあるセンターピックアップでのサウンド、あるいはシングルリアに近いサウンドが出せます。

またフロントピックアップとの距離が生まれることにより、ハーフトーンでは立体感のある独特な音色をお楽しみ頂けます。

そして激しくアーミングしても極力チューニングが狂わないよう、ヘッド周りは試行錯誤を繰り返し、現在のスタイルへと進化しました。

Soniaヘッド

こちらも詳しい内容については #2の木工、ハードウェア編で述べますが、「チューニングの精度が非常に良い」とお使いのSagoアーティストや楽器店様からお声を頂いております。

3.ストラトキャスターと共通しているところ

では逆にストラトキャスターと共通しているところは?コレも以下にまとめました↓

・フレット数(22フレット)
・648mmのロングスケール
・薄めのCシェイプネック
・pick up選択の5 way switch
・トレモロアーム

馴染みあるグリップシェイプにより、ストラトキャスターから持ち替えても違和感なく、同様の演奏性でプレーすることが出来ます。

また3つのピックアップを活用した合計5パターンのサウンドメイクにより、透明感のあるクリーンでのアルペジオやコードバッキング、クランチ気味にしてジャジーなリードを弾いたり、ディストーションによるブリッジミュートやハードなギターソロなどあらゆるジャンル、現場でもSonia1本で対応出来ますよ。

完成後にライブのリハーサルの現場へお届けして、そのまま本番のステージでお使い頂いたこともあり、まさに即戦力となるギターだと自信を持ってオススメさせて頂いております。

4.まとめ

以上となりますが、いかがでしょうか?

Fender社以外にも様々なメーカーから各々の解釈のもと、ストラトタイプのギターを発表しており、選択肢は広いと思います。
ギター購入の際にSagoの「Sonia」もその選択肢としてご検討頂ければ幸いです。