Sago Classic Style-S特集

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こんにちは。

エレキギターの中で、今でも不動の
人気モデルに挙げられるのが

Fender社のストラトキャスターです。

高い演奏性とカスタマイズ性により、
一口にストラトタイプと言っても
様々なサウンド、スタイルがあります。
奥の深いモデルですよね。

このストラトキャスターのシェイプは
そのままにSagoのエッセンスを
取り入れたのが、Classic-Style Sです。

Sagoではスピッツの草野マサムネさんや、

桜村眞さん(和楽器バンド:町屋さん)
にお使い頂いておりますよ。

今回はClassic-Style Sの紹介に加え、
Sagoでオーダー頂いた中から
特徴的なカスタム事例をいくつか
ご紹介いたします。

1.Classic Style Seriesとは?

元々SagoではConcept Modelや
Custom Orderをはじめとした
オリジナルモデルやオーダーメイドを
中心にエレキギター・ベースを
製作しておりました。

新しいマテリアルとしてサーモウッド
楽器に取り入れた際、楽器店様より

「サーモウッドによる違いを体感したい。」

とご要望を頂き、Sagoのオリジナルモデルに加えて、
フェンダースタイルのスタンダードな楽器、
Classic Style Seriesを製作するようになりました。

往年のエレキギター・ベースをリスペクトし、
仕様はスタンダードなものと同様としながらも、
サーモウッドをはじめとした
Sagoならではのこだわりを取り入れた
Classic Style Seriesは、サウンド、演奏性、
ルックスにおいて、他との違いを体感頂けるはず。

2.サーモウッドネック

トラディショナルなスタイルのギターに、
Sagoらしさを演出するサーモウッド。

ネック材のハードメイプルにサーモ処理
施すことにより、寸法が安定し、
ネックの反りやねじれが少なくなり、
コンデション維持に適しております。

またサーモ処理を施した木材は細かく均一な
質感になるので、ネック材に使うことで
ピッチが安定したり、デッドポイントが少なくなります。

2017年からは音の粘りとアタックのバランスを考慮し、
浅めにサーモ処理を行ったライトサーモ状態のものを
レギュラーで採用しています。

これまでのしっかりとサーモ処理したダークサーモ
お選び頂けますし、狙うサウンドによっては
サーモウッドを選定しない方がいいケースも
ありますので、オーダーの際にご相談下さい。

サーモウッドについてはこちらで
詳しく解説しております↓

3.Lx pickups

サウンドキャラクターを形成する
重要なピックアップ。

Sagoプロデュースのピックアップブランド、
LxのBellfrix-type1(ベルフリックス)
Classic-Style Sに標準採用しております。

42AWGのheavy formvar wireを
わずかに少ないターン数で巻くことにより、
クリアでタイトな芯のあるサウンドに。

コイルの巻きはじめの工程に着目し
研究を重ねることで、
中低域に独自のトーンを得ることができました。

存在感のあるリフや和音の響き方を
重視するギタープレーヤーの方に
オススメさせていただいております。

なおこのピックアップをはじめ
L(x) pickupsは単体販売も行っておりますので、
ストラトタイプモデルでサウンドの見直しを
ご検討の際は、ぜひご利用ください。

4.カスタムオーダーの実例

カスタムオーダーがSagoの得意とするところですが、
Classic-Style Sでカスタムのあったものを
いくつか紹介させて頂きます。

セミオーダーモデル

弊社のスタンダードスペックから、木材・ピックアップ・ブリッジなどがカスタムされたセミオーダーモデル。

トップ材にはキルト杢のメイプルを貼り、ピックガードにはスポルテッドメイプルを使用しています。

カラーもお客様のご要望の、杢を引き立たせる生地着色に深い青のバーストをかけたカスタムカラーになっており、こだわりが盛り込まれた唯一無二の一本になりました。

ギブソンスケール

一般的なストラトタイプのモデルは
648mmのレギュラースケール
(フェンダースケール)が採用されています。

しかし普段お使いのギターがレスポールタイプで、
628mmのミディアムスケール(ギブソンスケール)
そのグリップシェイプに慣れている方については、
ミディアムスケールでも製作可能です。

Sagoの試奏ブースにスタンバイしている
Classic-Style Sはこのミディアムスケールです。

ストラトタイプのギターをお考えで
グリップシェイプが気になる方、
ぜひ一度お試し下さい。

新しいピックガードでドレスアップしていますよ。

ブリッジ寄りのセンターPU

このピックアップレイアウトは
Soniaで採用しているものです。

<Stem Sonia>

<Sago Classic-Style S>

通常のセンターポジションより
ブリッジ寄りにレイアウトすることで、
シングルリアのようなソリッドなニュアンスになる他、
フロントPUとのBoth Toneでは
通常のレイアウトより距離が生まれることで、
独特の立体感のあるサウンドになります。

Classic-Style Sに応用することで、
新しいサウンドアプローチができます。

サイドジャック

ストラトタイプのギターは
ジャックプレートがボディトップにあり、
ストレートケーブルを挿入することを
前提としたモデルが一般的です。

しかし取り回ししづらい場合には、
サイドジャックに変更できます。

L型ケーブルを挿入し、
ストラップピンまで取り回すことで、
すっきりと収納できます。

こうした既製品にあまりない仕様から
ギターを探す場合に、選択肢が限られたり、
他の部分で気に入らない箇所が
出てくる可能性がありますが、
オーダーメイドであれば自分好みに
組み合わせることができます。

なおサゴヨシなどで大変お世話になっている
トミヨシミュージックスクールの富吉さんが、
SagoのClassic-Style SClassic-Style T
ついてレビュー頂いておりますので、
ぜひご覧下さい↓

5.カラー

クラシカルなスタイルでもカラーやピックガードなど、
ルックスで個性が出せるのがSagoの強みです。

<メタリックカラー>

<ラップ塗装>

6.デモンストレーション

演奏気になるサウンドは桜村眞さん
デモンストレーション動画でぜひチェックしてみて下さい。

銀ラメが入ったド派手なルックスも
ぜひ注目してみて下さい。

7.まとめ

馴染みあるストラトタイプのギター。

Sagoではスタンダードなスタイルをはじめとし、
自分好みにカスタムした仕様でオーダー頂けますよ。

なおストラトタイプのギターは他にもSagoのSoniaがあります。

ストラトキャスターを元に、
更なる演奏性の向上と、
Sagoらしいサウンドを追求しました。

SagoとSeedの中間の価格帯のStemからも
Soniaが登場しましたので、
こちらもあわせてぜひチェックしてみて下さい↓

またSonicとのコラボブランドのXimeraにも
ストラトタイプのMoxino
ラインナップしておりますので、こちらもぜひ↓