Tabuchi Mk-Ⅱのレビュー

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こんにちは。

大変ご好評頂いております、
UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さん
の最新モデル、Tabuchi Mk-II

Bass Magazineでも取り上げて頂き、
ありがとうございます。

今回のSago  BlogではTabuchi Mk-Ⅱ
お使いの方よりレビューを頂きましたので
ご紹介したいと思います↓

「憧れの田淵さんTabuchi Mk-Ⅱ
ついに手に入れましたが、凄いです。
特に気に入ったポイントを紹介させて頂きます。

1.サウンドキャラクター

注目は何と言ってもそのサウンド。

田淵さんの今のサウンドを
ダイレクトに感じることができます。

AmpegやGALLIEN-KRUEGERなど、
いろんなベースアンプで鳴らしてみましたが、
アンプ毎の特性はありつつ、
どれに繋いでも田淵さんのサウンド
強く感じました。

音が太く、コシもあり、キレもあり、
4弦(E弦)開放を鳴らすと
それが特に分かりやすいです。

ローミドルに密度を感じつつ、
アンサンブルに必要なベースの
低音〜中音〜高音を全て網羅しています。

Nordstland Big single pickup

通常より3mm厚い、45mm厚のボディ、

ブラスナットなど

特徴的な仕様が、出音に効果的に
反映されていると思います。

またスラップやピック弾きなど
アタックの強い奏法であっても、
低音は太いままに、ジャズベースならではの
キレや音抜けも抜群にいいです。

ハードにピッキングした際、
出音のバランスがよく、
田淵さんの強いピッキングかつ、
メロディアスなベースラインに
マッチすることがよく分かります。

指弾きをメインとしていない
ベーシストでも扱いやすい
サウンドだと感じました。

また宅録などの音源製作において、
ライン収録であっても音が瑞々しく、
イコライザーを施さなくても
ベースらしい低音が感じられます。

そのままラインだけでも
音作りが完結できますし、
アンプシミュレーターとの相性も良く、
DAWでシンプルに扱えて、いい音が作れます。

2.演奏性

ネックのシェイプは
前回のStyle J Tabuchi custom
ふっくらしたCシェイプより
わずかに厚みが抑えられています。

しかし通常のジャズベースよりは厚みがあり、
木材の質量が多いことが分かります。

一般的なジャズベースから持ち替えても、
すっと馴染みやすい印象です。

蓄光サイドポジションマークは、
光を吸収し、暗いところで光ります。

ステージで薄暗いシーンでも、
ポジションが分かりやすく、
演奏をアシストしてくれます。

ベース弦のゲージが.050-.115
太いものを張っていることもあり、
サポートロッドを入れて対策をされているので、
ネックが頑丈というのも楽器を長く扱う上で安心ですよね。

また1ボリューム・1トーン
男気感じるロックな仕様。

プレシジョンベースのように、
つまみ一つでシンプルに音量を操作できるのは、
大きなメリットではないでしょうか?

2ボリュームの場合、
音のバランス保ったまま
音量を調整したい場合に、
フロントPU・リアPUそれぞれの
ボリュームノブを回す必要があり、
微調整が難しいです。

あと1ボリュームなら、
ボリュームポットが一つ減り、
回路を通る箇所が減るため、
より太いサウンドが出せるのも
いいポイントです。

3.ルックス

ジャズベースタイプのモデルであっても、
アーティストモデルであることが
一目で分かるルックスも魅力です。

Transparent Akaneは落ち着きのある
繊細なカラーでかっこいいです。

塗装の上からでも木目が見えるため、
一本一本に個性があっていいですね。

指板のリッチライトは
マットなブラックで高級感があります。

またヘッドのダブルカラー
ありそうでなかった新しいデザイン。

ヘッドを見ただけで誰のベースなのかが
わかることはアーティストモデルにおいて
重要なのではないでしょうか?

シンプルなジャズベースタイプのベースですが、
田淵さんとSagoさんのアイディアが凝縮されており、
アーティストモデルの凄みを感じる1本です。」

4.まとめ

Tabuchi Mk-Ⅱをお買い上げ頂いた方々、
お取り扱い頂いている楽器店様、
ありがとうございます。

なおアーティストモデルと同じ仕様で、
カラーだけ変えたい、
アーティストモデルのいいところを
組み合わせてカスタムオーダーしたいなど、
ご依頼もたくさん頂いております↓

田淵さんのモデルを元にした完成したベースもあり、
今後ともお世話になっているアーティストの皆さんと
一緒に“New Material & New Idea”な楽器作りを
行なっていきたいと思います。

アーティストページ