足立祐二 / You’s Alien/Dead End …etc
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このギターを使う様になったのは、Sagoが協賛しているイベントに出演したのがきっかけ。
そのイベントでも、アンコールで、Sagoのギターをお借りしてプレイしたんだけど、そのギターのポテンシャルの高さに、物凄く興味を持ったのを今でも良く覚えている。代表の高山氏とは、以前から知り合いだったんだけど、そのイベントで再会したのをきっかけに、今回紹介するギターを作って頂く事になった。
今年(2010年)の1月に、Sagoの工房を訪れ、色んなスペックを決めたんだけど、
待つ事数ヶ月、待ちに待ったギターが手元に届いた。
今回、オーダーしたギターは、物凄く特徴的な仕様になっているんだけど、
まず、最初に目を引くのは、やっぱりトップ材の”バックアイバール”。
これも、加工前の材を見せて頂いたんだけど、見せて頂いた時は、未塗装の状態であるにも関わらず、
塗装後の美しい状態が容易に想像付く程魅力的な材だった。
あと、ボディーのバックは、ライト・アッシュにして頂いたんだけど、これも重量バランスが最高で、とても美しい木目。それと、今回の目玉じゃ無いけど、自分のモデルに初めて採用したのが、”サーモウッド処理”されたメイプル・ネック。
通常、良く使われるネック材であるハード・メイプルは、白っぽい色をしているんだけど、今回採用されている”サーモウッド処理”されたメイプル・ネックは、なんと、焦げ茶色!最初見た時、茶色に着色されているのかと見間違える程変色しているんだけど、このネックの安定性が、本当に素晴らしい。
色んな土地でギターを弾く性質上、一番求められるのは、安定性なので、この”サーモウッド処理”されたネックは、本当に期待出来る。生音で弾くと、物凄く良く判るんだけど、まるでアコースティック・ギターの様に鳴るんだよね。
しかも、ネックのバイブレーションが凄いっ!
ネックを握って爪弾いてるだけで、その振動が手に伝わって来るんだけど、ネック部分の生音も相当な音量かもね。普通、良いギターは、ボディーが鳴る様に思われがちだけど、いやいや、ネックの方も強烈に鳴るんだよね。
それと、このギターは、物凄く軽いんだけど、アコースティックな鳴りと相まって、アンプに繋いだ時なんかも、生音が、そのままアンプから出力される感じ。とても、自然な音だ。
これから、どうやって変化していくのか、とっても楽しみ。本当に可愛いな。
Concept Model Sonia Custom
Body | Light Ash 2P |
Top | Buckeye Burl |
Neck | Thermo Maple |
Finger Board | Lignum Vitae |
Tuner | Gotoh SG360MG P7 |
Nut | Carbon |
Radius | 12inch |
Scale | 648mm (22F) |
Neck PU | FERNANDES SUSTAINER |
Middle PU | DIMARZIO |
Bridge PU | DIMARZIO |
Bridge | Gotoh Wilkinson VG300 |
Control | 1Vol+ Sustain Vol+Sustain Selector+ Sustainer ON-OFF SW+5Way SW |
Color | Natural |
Finish | Lacquer |