【和材多め】木材入荷しました!木材ギャラリーも追加!!

最終更新日:  公開日:



こんにちは、Sagoのまゆです。

最近また木材を入荷したので、紹介できていなかった分もまとめて紹介していこうと思います!

Sagoではボディ材の定番になりつつある「欅」

この2つの他にも欅らしい大ぶりの木目の板を何枚か仕入れたので、欅が気になってた方はぜひ!

花楓

Sagoでの露出度もまだ少ないので、この木材を知らない方も多いんじゃないでしょうか。

まだ楽器での製作例はないですが、製材をしてみて
楓という名の通りメイプルの質感に近く、粘りと硬さがあり加工性もいいのでかなり期待できる材だと思いました。

今回の花楓はご覧の通りかなりいい杢が出ているので、ビジュアルの面でもすごくカッコよくておすすめの木材です。

これを使用した楽器が出来上がるのが楽しみですね。

黒柿

和材の中ではトップ材として見る機会の多い「黒柿」

(ギター・ベースが入るサイズ)
SagoのOveの型を当ててみると、角の部分が黒くなり模様が全体に入っているのでこれはかっこいいトップ材になりそうです。

指板材も木材倉庫から発見しました。

タイプの違う二種類で、2つ目は半分に分かれたような模様に杢も入っているので楽器になった時にかなり目立ちそうですね。

ジリコテ

先ほどの黒柿と似たような模様ですが、種は全く違う木材で黒柿よりは堅い印象です。結構質感が違います。

別名でシャム柿とも言いますが国産材ではなく産地はメキシコになります。

今回仕入れたのはトップ材で、黒い模様が中心近くにガツンと入っています。
模様の雰囲気的にも、白い部分を生かしたコントラストのある取り方にしてもすごくカッコよかったです。

ジリコテ指板は工房にいくつかあって

大ぶりなものからかなり細かめの模様もあるのでお好みで選んでください!

不規則に縮杢が出ているのでそれを生かした取り方もありですし、ブックマッチにするのもいいし、右のように節が多めな部分があるんですが逆にバールみたいであえて入れるのも個人的におすすめです。

欅と同じく、ボディにおすすめの和材です。

写真以外にも木材倉庫には、扇状に杢の入ったレアな材や、プレーンの材もたくさんストックしているのでぜひ。

鹿子

前に新しく見つけたこの鹿子は、楠と同じクスノキ科の木材でクスノキ科の中でも堅めの材です。

まだ加工していないのでこれから開発していきたい木材ですが
見た目としては色味が少し褐色っぽく、今回の鹿子には斜めの縮杢が出ているのでナチュラルでもかっこいい楽器に仕上がりそうです。

オノオレカンバ

漢字は「斧折樺」というこの木材は、斧が折れるほど硬い樺の木という意味で名前が付けられました。

Sagoではまだ使ったことのない木材ですが、持ってみると重量があってメイプルよりも硬そうなのでネックとしての強度は十分あるかなと思います。これからの活躍に期待の材です。

木材屋さんで和材探し中に見つけたこの「椨」

堅さもあって、粘りもあるということでネック材にも使えるのではという期待を込めて仕入れた材です。

この杢ありの材は、トップ材や指板に使えるサイズ。
和材は濃い色の木材が少ないので、色味的にも汚れやすい指板に使いやすそうですね。

板屋楓

結構長さのあるこの「板屋楓」は、ベースのトップ材も取れる横幅があります。

色味も白いので、和材の中でも比較的カラーの幅が大きくシースルーカラーもしやすい木材になります。

木材の特徴

今回紹介した木材は、まだ使ったことのない材も多くありましたが

今まで実際に楽器に使用してきた和材、特に欅や栗やその他の材を
使ってみて感じた特徴についても記事にしますので、お楽しみに!

木材倉庫もゆっくりではありますが更新していますので
ぜひ見たことない方も見たことある方ものぞいてみてくださいね。

あと余談ですが最近木材について改めてYoutubeチャンネルで話してみました。

アルダー・マホガニー・アッシュ・バスウッドなどスタンダードな木材の特徴から
和材がどの材に近いか・どう違うかについての解説や

第二弾のネック編では、サーモネックについてもいつもより詳しく話しているのでぜひチェックしてください!