ブログ内ファクトリーツアー ~オーダーを受けてから完成するまで~

こんにちは。

突然ですが、Sago Blog始めます。

このブログではSago工房内の作業風景やギター・ベースを演奏する方へ向けて、役立つ情報をコラムのような形で書いていきたいと思います。

時には楽器工房ならではのマニアックな内容やSagoの楽器をお使い頂いているアーティストのライブの様子など、これまで紹介しきれなかった内容も少しずつアップしていこうと思います。
初回はブログ内ファクトリーツアーということで、オーダーを受けて楽器が完成するまで、Sago工房内でどのようなことが行われているのか、書いていこうと思います。

 

1.木材倉庫

楽器メーカーと言えば、まず思い浮かぶのが木材倉庫。工房を入って中央の階段を上がると、乾燥を終えた木材が所狭しと並べられています。

エレキギター・ベースに使われる定番のアルダー、メイプル、ローズはもちろん、マホガニー、パープルハート、リグナムバイタ…数え切れない程たくさんの種類の木材を在庫しています。

Sago自慢のサーモウッドもありますし、新しい木材、素材について日夜模索しております。

実際に手にとって木材を吟味することも出来ますので、工房見学の際はぜひご覧ください。

 

2.木工ブース

選定された木材をボディ・ネックへと整形していきます。木工はやることが多く、奥が物凄く深いのです。

まず別事務所のCADで設計したデザインに沿って、木材をラフ加工していきます。NCルーターで削り出した後、ボディはこんな感じです。

エンドミルで削り出した跡が残っています。これより先は手作業で滑らかになるまでヤスリで磨いていきます。

研磨は木工における基礎。地道な作業ですが、Sagoスタッフが丹精込めて磨いていきます。ボディは特にシルエットが完成時の見栄えに大きく影響する為、良く見えるように気をつけています。

研磨が完了するとここまで滑らかになります。

ネック材もNCルーターで加工後、トラスロッドを入れて、

指板を貼って、

グリップ部を研磨で整えて、

ポジションマークを指板サイド、トップに入れて、

フレットを打ち込みます。

そしてヘッドにスラントカットを入れてSagoお馴染みの形に。

作業中は木材の状態を見てしばらく寝かせたり、ジグやスケールで計測したり、何度もネックを握ったりと手の感覚を頼りに入念にチェックしています。

なおDifiに採用されているスルーネックは作業工程が特殊なため、NCルーターは使わず最初から手動で加工しています。

 

3.塗装ブース

木工が完了したボディ、ネックをカラーリングしていきます。ボディはムラがないよう、外側から塗料を吹き付けていきます。そして内側を縦に横に丁寧に塗っていきます。

Sagoオリジナルのラップ塗装はキッチンなど食卓で良く使用するラップを使って柄をつけていきます。毎回仕上がりが異なるため、ラップを剥がす時は独特の緊張感と期待感がありますね。

着色を終えると、トップコート(上塗り)を吹き付けます。このトップコートを施すことによって、美しい光沢を出したり、着色層の保護に繋がります。

その後塗装した部分が平らになるよう、また研磨していきます。このトップコートの吹き付け、研磨、実は約合計10回以上にも渡って行なっているんです。

一見華やかに見えますが、乾燥させて色味を確認したり、ボディやネックを何度も磨くのでなかなか根気のいる作業であります。

 

4.セットアップブース

塗装が完了したボディとネックをジョイントし、ブリッジやナットなどのハードウェア、ピックアップを取り付けしていきます。

ネックの仕上げの工程としてフレットのすり合わせは欠かせません。スリ板でフレット上面を均したあと、エッジを落としていきます。この工程を行うことでスムーズな演奏に繋がるのです。

弦を張って音が出るようになるといよいよ完成に近づいていきますね。

 

5.試奏ブース

いつもメンテナンスやオーダーの打合せで訪問されたお客様にくつろいで頂くスペースです。完成した楽器やメンテナンスを終えた楽器はこちらでチェックして頂いております。

試奏ブースには、試奏可能な楽器をスタンバイしており、実際に音を出して弾いて頂くと、Sagoのサウンドが体感できますよ。

タイミングによってはイベント向けに制作した最新モデル、Sagoアーティストご本人の楽器がメンテナンスのため里帰りしていることもありますので、気になるものがあればスタッフへお気軽にお声掛け下さい。

また試奏ブースの奥には、Sagoアーティストから頂いたサインも展示しています。このサインを求めて、わざわざお越しになるお客様もいらっしゃいます。

写真撮影もOKですので、お気軽にお越しください。

 

6.最寄駅からSago工房までのアクセス

JR立花駅より徒歩約10分のところにあります。詳しくはこちら↓

アクセス

年末年始(12/31-1/3)を除いてはスタッフが常駐していますが、お越しの際は電話か下記のSago Official LINEでご連絡頂ければ幸いです。

Info

 

7.まとめ

以上となりますが、いかがでしたでしょうか?

Sagoはオーダーメイドを主軸としてエレキギター・ベースの製造を行っていますが、実際に工房で見てもらうと楽器が出来上がるところが実感頂けますよ。

スタッフ一同いつでもお待ちしてますので、お気軽にお越しください。

それではSago Blogを今後ともよろしくお願いします。