ストラトタイプモデルまとめ
最終更新日: 公開日: ギターモデル
こんにちはー!
昨年のベースの日ではジャズベースタイプの
ベースをまとめて紹介させて頂きました。
本日3/5はSagoの日。
今回はSagoブランドの中でも
ストラトタイプのモデルを一挙に
紹介したいと思います。
いってみよー。
1.Classic Style S
フェンダー社のストラトキャスターを
リスペクトしつつ、Sagoのエッセンスを
取り入れたのがClassic Style Sです。
ネックにサーモウッドを採用することにより、
日本のような四季の温度、湿度変化の
激しい環境下でもネックが安定します。
さらにサーモウッド特有のビンテージなサウンドは、
一般的なストラトタイプのギターと音の違いを
感じて頂けるポイントの一つです。
またピックアップはSagoで開発した
L(x) pickupsのBellfrix-type1。
※タップするとショップページへ。
42AWGのheavy formvar wireをわずかに
少ないターン数で巻くことにより、
クリアでタイトな芯のあるサウンドに。
コイルの巻きはじめの工程に着目し
研究を重ねることで、中低域に
独自のトーンを得ることができました。
存在感のあるリフや和音の響き方を
重視するギタリストに最適です。
こちらの動画でClassic Style Sについて
詳しく解説しておりますので、ご覧下さい↓
桜村眞さん(和楽器バンド:町屋さん)による
デモンストレーション動画はこちら↓
Sago Classic Style-S特集 | Sago New Material Guitars (sago-nmg.com)
2.Sago Sonia
SoniaはSagoが考えるストラトタイプモデル。
日本人の体型にあったスリムなデザイン。
ギターを構えたよう抱えやすいよう、
少しスラントしたボディに設計しました。
ボディのアルダーにサーモ処理を施すことにより、
木材が均一な質感に。
1~6弦でコードを鳴らすと、低音から高音まで
しっかり均一に鳴っているのが
お分かり頂けると思います。
またセンターポジションのマウント位置を
ブリッジに寄りに。
シングルリアのようなニュアンスになる他、
フロントピックアップとのハーフトーン(Both Tone)では
立体感のあるサウンドを出力できます。
Sagoオリジナルのブラスブロックをインストールし、
ミドルレンジが際立ち、サスティーンが向上。
Sagoが最初に設計したSonia。
アーティストやお使いのお客様からのNew Ideaを
取り込み日々進化し続けています。
3.Sonia Okazawa Custom
キュウソネコカミのオカザワさんに
お使い頂いているSonia Okazawa Custom。
Soniaの基本的な設計を元に、
より多彩に音作りができるようカスタムされています。
ボリューム側のミニスイッチをONにすると、
5 way switchがバイパスされ、
フロントピックアップとリアピックアップとの
サウンドを出力することが出来ます。
リードギターでより太いサウンドが
必要な場面で有効です。
トーン側のミニスイッチはフロントピックアップの
Seymour Duncan SHPR-1nのP-90、
シングルコイル、そしてそれら2つを用いた
ハムバッカーのモードを切り替えます。
またホーン側のスイッチはキルスイッチとなっており、
瞬時にボリュームをオフに出来ます。
スイッチング奏法によるエフェクト的な演奏に使えます。
ジャズマスター風のピックガードや
ジョイント部のヒールカットなど、
ルックス、演奏性に徹底してこだわった
アーティストモデルです。
サゴヨシでも解説頂いております↓
4.Stem Sonia
Sago ver.のSoniaと同シェイプで
お求めになりやすい価格帯で
製品化したStem Sonia。
コストパフォーマンス向上のため、一部仕様、
パーツがSago ver.と異なりますが、
同様の演奏性を実現しました。
またカラーやピックガードはSagoの
レギュラーラインナップからお選び頂くことが出来ます。
Sago印のラップ塗装も、お選び頂くことができ、
Stemではラップの凹凸をあえて残し、
躍動感をお楽しみ頂けるラップネイキッドで
仕上げています。
48-フォーエイト-の音羽さんにお使い頂いている他、
フルーツをモチーフにしたStem Soniaを
リリースしましたよ。
5.Sago Ymir
Fender社のSuper Stratcastorのように、
24フレット仕様で、速弾きやテクニカルな演奏に
重点を置いたモデル。
ロック式、フロイドローズのブリッジを搭載し、
激しくアーミングしてもチューニングが
狂わないようにし設計しております。
またタッピングやレガートでしっかりと
発音できるよう、ステンレス性のジャンボフレットを
採用しています。
深めで広いカッタウェイやジョイント部の
一段落としのヒールカットなど、ハイポジションでの
演奏性の高さを追求しました。
こちらの動画では2ハム仕様のシンプルな構成ですが、
基本をH-S-Hとし、パワフルかつ、多彩な音作りが
できるモデルとなっています。
またボディトップのデザインを存分に活かせるよう、
ジャックの位置はボディバックにしています。
こうすることで、ボディがケーブルで隠れず、
ストラップピンへの導線も確保して、
取り回しが良いように設計しました。
ステージ上にてスポットでフォーカスされた際に、
ギタリストが映えるモデルです。
6.Ximera Moxino
Sonicとのコラボブランド、
XimeraのエレキギターであるMoxino。
ラムトリックカンパニー(Sonic)さんが
パーツ選定、電装系作業、セットアップを
担当しています。
Jupiter PickupsはシングルコイルPUの
歯切れの良さを持ちつつ、独特の粘り、
厚いサウンドが特徴です。
またダミーコイルを搭載することにより、
シングルコイルピックアップ単体で使用した際に、
ノイズがほぼ出ないようになっています。
S-S-SのストラトタイプのPUレイアウトですが、
ターボスイッチをONにすれば、
ネック側とセンターピックアップ、
ブリッジ側とセンターピックアップが
擬似的にハムバッカーとして機能し、
H-S-Hレイアウトのギターとして演奏できます。
Sago印のボディのサーモウッド
(アルダーのサーモ処理)やラップ塗装、
指板のコンパウンドラディアスなど、
デザイン、木工、塗装を担当するSagoの
アイディアも最大限詰め込んでいます。
なおこちらの動画でMoxinoのサウンドを
聴くことができますので、ぜひご覧下さい。
7.まとめ
一口にストラトタイプと言っても、
Sagoブランドだけでも様々なスタイルの
モデルがありましたね。
もちろんサウンドもモデル毎に特徴がありますので、
気になるものがありましたら、Sagoの試奏ブース、
またはお取り扱いのある楽器店様にてぜひお試し下さい。