ベースの日、進化したアーティストモデル特集
最終更新日: 公開日: ベースモデル
こんにちは。
今年もやってきました、11/11はベースの日。
今回のSago Blogではアーティストモデルの中でも、
進化を遂げてきた3名のアーティストモデルに
ついて紹介させて頂きます。
1.Tabuchi MK-II
UNISON SQUARE GARDENの
田淵智也さんモデル。
今年の9月には待望のSeed ver.も登場し、
改めて盛り上がりを見せるアーティストモデルです。
※タップすると特設ページへ。
前作との違いは、まずボディ材をサーモアルダーから、
ノンサーモのアルダーに変更。
一見するとジャズベースタイプ(以下JBタイプ)ですが、
ボディ厚は通常モデルの42mmより3mm厚い、
45mmにすることで、ボディの質量が増え、
分厚い低音を出力することができます。
一方ネックシェイプは、少しこんもりした
Cシェイプから、馴染みやすく握りやすい
Sago標準のStyle Jのネックシェイプを採用しました。
55-115の太いゲージの弦にも耐えうるよう、
指板をエボニーからリッチライトに変更して、
カーボンサポートロッドでネックに剛性を持たせました。
そしてPUは通常のJBタイプから
ビックシングルタイプに変更。
ジャズベースらしいタイトな低音、高音のキレに加え
分厚いミドルが特徴的。
更に1種類のミックスサウンドしか出さない
ということで、1 Volume & 1 Toneの
専用設計のオリジナルJBプレートを製作しました。
これらのPU、PLATEは単体販売も行なっており、
Seed Tabuchi MK-IIに交換すれば、
より田淵さんのサウンド、プレースタイルに
近づけることができます。
※タップすると販売ページへ。
なおYouTubeでそれぞれ聴き比べできますので、
ぜひご覧下さい。
2.Kanderbird2
鶴のベーシストである神田雄一郎さん
のトレードマーク、Kanderbird!
前回モデルからボディシェイプはそのままで、
より素直でオープンなサウンドを目指し、
新たにKanderbird2として誕生しました。
ボディはアルダー、
ネックはハードメイプル、
指板はローズウッド、
と順なフェンダースタイルの
マテリアルをチョイス。
シンラッカーで仕上げることにより、
ブラックでありながら、木目が見える
おしゃれなルックスになりました。
ナット幅はプレシジョンベースと
ジャズベースのちょうど中間の
40mmで製作し、グリップシェイプも
これまで製作してきたモデルを参考にしながら、
ちょうどいい感じに仕上げました。
SagoのYouTubeで製作の様子を
一気見できるので、ご覧ください!
また神田さんにはオリジナルピックガードで、
ペイツルリーをデザインして頂きます。
鶴ちゃんが隠れていますよ。
お客様からはこのデザインを
Kanderbirdのピックガードや
Style Pのピックガードに取り込んで頂いています。
なおSeedからKanderbirdを販売しており、
ハムバッカーPU搭載のスチューデントモデルとして
オススメさせて頂いております。
※タップすると販売ページへ。
神田さん、永田さんがそれぞれ試奏頂いているので、
改めてチェックしてみてください!
3.でらしCustom
ハンブレッターズのベーシスト、
でらしさんのオリジナルのアーティストモデル。
スピッツの大ファンということで、
Sagoでお使い頂いているこちらの
ベースシェイプを用いて、
でらしさん用にCustomしていきました。
Sago Custom Order Bass (スピッツ / 田村さん)
でらしCustom
このモデルのボディシェイプは、
フェンダー社のジャガータイプをモチーフに、
カッタウェイを広げて最終フレットの20Fまでの
アプローチを向上しました。
ホーンの長さも若干伸ばし、ストラップを
つけた時のバランスも良好です。
初回モデルより、ローエンド厚みを加えるため、
ボディ材をサーモアルダーから、Alder/White Ash/Alderの3Pに。
※前回モデル
間にホワイトアッシュを挟み込むことにより、
重みのある低音を加えました。
そして最大の特徴であるネックはファンドフレットに変更し、
ネック材にライトサーモメイプル、
指板にエボニーを採用。
ツアーやレコーディングの現場でも頼もしい
剛性を高めたネック。
ピックアップはJBタイプからビックシングルPUに変更。
ポールピースの向きもでらしさんと
試行錯誤しながら製作しました。
そしてでらしさんがこだわるカラーは
シュアラインゴールド。
Sagoスタッフとも入念に色味を確認しながら
カラーリングしたこのカラーは高級感がありつつ、
キュートな感じもしませんか?
ニューアルバムの「ギター」でも
たくさんお使い頂いており、ありがとうございます。
YouTubeにてでらしさんご本人の演奏と
コメントを頂いておりますので、ぜひご覧下さい。
なおSeedから、
でらしCustom発売を計画しております。
発売日時期はまだ未定ですが、
Seed初のファンドフレットモデルとして、
楽しみにしててくださいね。
4.まとめ
長らくSagoをお使い頂く中で、
アーティストモデルとして進化してきた
お三方のベース。
またお客様からはアーティストモデルを
元にカラーやグリップシェイプ等
一部の仕様を変えてオーダー頂くことも多いため、
今後ともアーティストの皆さま、
お客様のアイディアをもとに
Sagoらしいベース作りを行って行きます。
そして #Sagoベースの日 ということで
このタグをつけてベースの演奏動画を
投稿して頂いた方に皆さまもれなく!
ゆずおいる又はポリッシュをプレゼント。
11/11(木)〜11/21(日)の期間中に
#Sagoベースの日 をつけて
TwitterでSagoのベース(Stem・Seedも大歓迎)を
弾いている動画を投稿してください。
皆さんの投稿楽しみにしています!