Seed Buntline 6266登場

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こんにちは。
大変長らくお待たせしました。

ハンブレッターズのボーカル&ギター、
ムツムロアキラさん
のアーティストモデル:
Buntline 6266Seedより販売開始しました。

今回のSago Blogではその特徴を解説します。

1.Seed Buntline 6266とは?

アーティストモデルをより身近に、
これからギター・ベースを始める「種」として
Seedブランドが誕生しました。

アーティスト監修の元、
中国の協力工場で量産することにより、
本格的なギターをお求めになりやすい
価格帯で実現しています。

入荷後Sago工房にて、1本ずつ検品、
調整を行なっております。

入荷当日はハンブレッターズのお二人も
検品に参加して頂き、1本ずつ最終の
プレイアビリティチェックを行なって頂きました。

2.Sホール

Buntline 6266の最大の特徴は
なんと言っても“Sホール”。

テレキャスタータイプのボディに
空洞を作ること(ホロウ構造)によって、
アコースティックギターのような生鳴り、
広がりのあるサウンド
が得られます。

しかしムツムロさんの名前から
6266と名付けられた本モデルは、
通常のBuntline からホロウ構造が
少し変わっております。

通常はボディ全体を出来る限りくり抜き、
アコースティック感のあるものが多いのですが、
6266では”Sホール”のあるボディ半分だけ
くり抜いています。

その理由の一つはハウリング対策です。

ハウリングとはアンプから出た音を
ピックアップが拾い、その音がアンプから
出力されピックアップがまた拾う…
という現象です。

大音量、特にドライブサウンドの時に
この現象が起きやすく、効果的に使うことで
ギターサウンドをかっこよく魅せることができます。

しかしホロウのエリアが多いとハウリングの
コントロールが難しく、意図しない時に
ハウリングが発生してしまう恐れがあるため、
ボディ半分のみホロウにしています。

もう一つの理由はサウンドキャラクターとして、
アコースティック感と、
ボディをくり抜いていないソリッドボディによる
芯のあるサウンドのバランスを取るため
です。

特にハンブレッターズのようなロックバンドでは、
メロウなトーンからハードなバッキングまで
求められる音色のバリエーションは多いため、
音作りでそのどちらにも寄せることが
できる方が扱いやすいのです。

音が回りすぎず、適度なアコースティック感のある
サウンド
となるよう設計しました。

ボディバックをこのようにくり抜き、
Sホールのあるボディトップを
貼り合わせることで、キュートなルックスに。

Sagoで初めて”Sホール”の付いたモデル
Buntlineだったので、Seed ver.登場により
手に取って頂きやすくなったのが嬉しいですね。

3.サーモウッド

Sagoと言えばサーモウッド
というぐらいすっかりお馴染みになりました。

ネックに採用されているサーモウッド
(ライトサーモメイプル)
は、特殊な熱処理で
木材を強制乾燥させることで木材が
水分を吸ったり吐いたりする性質を
抑えることができます。

これにより日本のような四季による
湿度変化の激しい環境でも影響が少なく、
ネックが反る(曲がる)ことが少なくなります。

ただ木材なので、完全にネックが
反らないという訳でありませんが。。

サーモウッドのサウンドの傾向としては、
適度に角が取れたようなニュアンスで、
新品の楽器特有の音の硬さが和らいでいます。

ホロウボディとの相性もよく、
よりアコースティック感が
感じられるのではないでしょうか?

先日の爆音メッセでも
サーモウッドのネックの手触りが心地良いと、
ブースにお越し頂いたお客様から好評でした。

ネックは楽器の中で一番触れる時間が長いため、
心地よいネックでたくさん弾いてくださいね。

4.ピックアップ

ピックアップ(以下PU)とはギターの弦振動を
拾い、電気信号に変換する
マイクのようなパーツです。

このPUによってもサウンドキャラクターが
変わるのですが、Sago ver.では
Classic Style Tと同じものを搭載しております。

アーティストの皆さまにも大変ご好評で、
ムツムロアキラさん以外にも
テレキャスタータイプのギターを
オーダーを頂く際には、このPUを搭載しています。

Seed ver.ではこのPUのレシピを元に
海外協力工場にて生産しておりいます。

このL(x) Lite TLはセミホロウのBuntline 6266
相性が良く、メロウになりすぎず、
シングルコイルのエレキギターらしい
キレの良さを体感できます。

5.コントロール

コントロールは1 Volume, 1 Tone
そして出力するPUポジションを
切り替える3 way switchです。

通常のテレキャスタータイプの
ギターと同じ操作
なので、
安心して演奏できますよ。

6.カラー

りんご飴のような光沢感と透け感が
かわいい“Red”と、

さわやかな水色ときらっと光る
メタリックが魅力的な“Blue”の2色展開です。

7.まとめ

一見するとシンラインモデルかもしれませんが、
Sホールサーモウッドなど、
SagoのConcept Modelとして誕生したものが、
アーティストモデルとして受け継がれ、
皆さまの元へお届けできると思うと
考え深いですね。

またSago ver.の解説はこちらで
詳しく書いていますので、併せてご覧ください。

https://sago-nmg.com/wp-admin/post.php?post=34967&action=edit

そして2023年各地でSeed発売記念イベントを開催いたします!

◎東京 ベースハウスイケベ池袋店
◎福岡 ヨシダ楽器福岡伊都店
◎大阪 キャットミュージックカレッジ専門学校

詳細日程や内容は後日お知らせいたします。

Seed やそれぞれのモデルについての
解説・こだわりについてのトークイベントと、
購入者限定特別イベントも開催予定です。

開催場所をチェックしてぜひご参加ください◎

※購入者限定イベントは、購入店舗で
開催されるもののみご参加いただけます。

※キャットミュージックカレッジ専門学校の
イベントに参加を希望される場合は、

このオンラインショップReodell又は
Sago工房より直接ご予約ください。

例)東京の購入者限定イベントに参加したい場合
→ベースハウスイケベ池袋店様からご予約ください

例)大阪 キャットミュージックカレッジ専門学校
  でのイベントに参加したい場合
→Reodell(このオンラインショップ)又は
 Sago工房より直接ご予約ください。 

最後までご覧頂き、ありがとうございました!