SAGOが考える楽器を選ぶ3つのポイント
最終更新日: 公開日: オーダーメイド参考
こんにちは。
春が近づきつつありますが、バンドサークルに入ったり、新しい趣味としてギターやベースを始められる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そしてこの機会に新しく楽器を手に入れようと考えている方も多いと思います。
皆さんはギター・ベースを見つける時にどんなところに注目していますか?見た目から入る人もいれば、音を出してみて一目惚れしたという人もいらっしゃるのではないでしょうか?
高い買い物になる場合もあり、楽器をどのように選んでいけば悩むことがあると思いますので、今回は初めての1本、本格的な次の1本を選ぶ際にSagoが考える3つのポイントを解説します。
1.ネック
一番目のポイントはネックです。
ギター・ベースを演奏する上で一番触れる時間が長く、プレイアビリティに最も影響があるからです。
弦を押さえて音程を決めるため、フレットの種類や打ち込みによっても演奏性が大きく変わります。
人によって手の大きさも違えば、演奏スタイルやネックの握り方も様々なので、全プレーヤーにフィットする唯一のネックは存在しないのです。
楽器を試奏する際はローポジションからハイポジションまで使って、普段よく弾くフレーズを中心に弾いてみましょう。
ネックが太すぎる、ポジションによっては弾きづらいなどのストレスがなく、長く演奏し続けることが出来るものを選びたいですね。
Sagoでオーダー頂く際、ご指定がない限りは太すぎず、細すぎず、長時間プレーでも疲れにくいSagoオリジナルのCシェイプでネックを製作します。
しかしグリップシェイプにこだわりたいという方にはカスタムグリップと言って、ご愛用の楽器を1~2週間お預かりして、お好みのグリップ形状に近づけることが出来ます。
今まで弾いてきた楽器の慣れもあるかと思いますので、オーダーの際には詳しくお伺いしています。
ご希望のシェイプやお持ちの楽器に合わせることができます。
2.サウンド
「憧れのアーティストのあの音を出したい。」
サウンドは新しい楽器を手にする大きな要因の一つです。
そして理想的なサウンド構築に関わるのは木材を始め、ピックアップ、弦、細かく言えばブリッジやナットなどのハードウェアも含まれます。
また同じモデルであっても、メーカーによっても音の傾向が異なりますし、個体も違えば音も微妙に変わってくるため、納得いくまで弾き比べてみましょう。
そして試奏の際、ギター・ベースの個体による違い、本体に付いているコントロール類の効きを確認するため、アンプのEQはフラットにすることをオススメします。
ちなみにアクティブ仕様のベースの場合は、EQをブースト・カットした時に音がどう変化するかチェックしておきましょう。
3.ルックス
自分好みのデザインやカラーリングって不思議と好感を持ちやすいですよね?
蠍型のギター、「冥王~Pluto」をオーダー頂いた人間椅子の和嶋 慎治氏からはこのようにコメントを頂いております。
「今回Sagoさんに作製してもらうにあたって、僕が参考にしたのは某イギリスのメーカーのギター。ビザールギターといってもいいほどのデザインで、日本には入って来ていないモデルです。手に入らないならば、いっそ作ってしまえ!」
楽器は個性の象徴、体の一部とまで言われる訳ですから、ルックスを追求するのはアーティストの本能であります。
Sagoではステージに持っていきたいと思える楽器、その人をかっこよくする楽器を作りたいと考えておりますので、ルックスは特に重要視しています。
ラップ塗装を始めとした楽器をカッコよくするアイディアを豊富に取り揃えておりますので、オーダーの際はご自身がかっこいいと思うものをご相談下さい。
4.全ての希望を実現できるのがオーダーメイドの魅力
「ネックの握り心地はいいけど、音が好みじゃないな。」
「サウンドは理想的だけど、見た目が地味だな。」
「ルックスは最高なんだけど、ちょっと弾きづらいな。」
理想の1本を探すのにこう言った思いする方、いらっしゃるのではないでしょうか?上記のポイントを含め、全ての希望を実現することが出来るのがオーダーメイドの魅力です。
SAGOではトップグレードの良質な木材を豊富に取り揃えており、木材の組合せやピックアップ、ハードウェア類の選定を徹底的に追い込むことで、理想のサウンドに近づけることが出来ます。
コントロール類の配置や、楽器を構えた時に気になるジャックの位置など間接的に演奏に関わる部分についても、細かく指定できるため、自分好みの仕様にできますよ。
既製品にはあまりない仕様の探そうとすると種類が限られていたり、仕様が良くても他の部分で気に入らない箇所があったりと楽器探しが難航しそうですが、オーダーメイドであれば既製品でいいなと思った仕様を組み合わせることが出来ますので、楽器探しの選択肢の一つとして有効ではないでしょうか?
オーダーメイドと言うと敷居が高く、気構えてしまいそうですが、決してそんなことはありません。まずはお気軽に好きなアーティストの話や楽器の悩みなどをご相談ください。
5.まとめ
以上となりますが、いかがでしょうか?
この3つのポイントを把握していれば楽器選びの際、判断材料が明確になり、迷いが少なくなるのではないかと思います。
特に後から変更が効きにくいネックについては、演奏してて違和感がなく、しっくりくるものを選ぶ必要がありますので、気になるものは1本ずつじっくり弾き比べてみてください。
また楽器をこれから始められる方に向けて、お求めやすい価格帯のブランド、Seedを展開しております。
Sagoアーティスト監修の元、はじめの一本として長くお使いできるモデルを多数取り揃えておりますので、ぜひご覧ください。
そしてSagoとSeedの間の価格帯の新ブランド、Stemを2019年3月よりスタートしました。
材料の質はそのままに、仕様を限定し木工加工を外注しつつ、ハードウェアも厳選しお求めやすい価格に抑えることが出来ました。
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