NAMM SHOW 2026 モデル解説

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こんにちは、Sago NMG工房です。

本日からアメリカ、アナハイムで開催されるNAMM SHOW 2026に今年もSagoは出展致します。
今回も新しくギターのショーモデルを作りましたので、紹介したいと思います。

1.ギターシンセサイザー

この度、正式にローランド株式会社様と契約締結しギターシンセサイザーのシステムを内蔵したギターをSagoで製造することができるようになりました。

これまでにもギターシンセのシステム内蔵のギターはいくつか存在したのですが、木材やネックのスケール、ビジュアルなど、ギター選ぶ際には制約があったのかもしれません。

Sagoではマテリアル、演奏性、コントロール、ビジュアル、サウンドにとことんこだわることができるため、ギターシンセのシステム内蔵のギター選びにおいて、幅広い選択肢をご提案できます。

ギターシンセサイザー本体のBOSS GM-800

新方式のデジタル・シリアルGK対応のGK-5ピックアップ

GK-5ピックアップ対応の専用ケーブルであるSERIAL GK CABLE

そしてギターシンセをコントロールするパーツ類を内蔵したSagoのギターが一体となってギターシンセサイザーを演奏することができます。

その第一弾モデルとして、この度NAMM SHOW 2026モデルとしてお披露目するプロトタイプが完成しました。

特徴としては7弦24フレットのカーボンネックを採用したことにより、例えばベースシンセやバリトンサックスなど、Low-B弦があることでローレンジの楽器シミュレートに対してもアプローチの幅が広いことです。

またラップ塗装により、見た目もショーモデルらしく、会場で一目されるよう仕上げました。

詳しく解説していきます。

※ギターシンセサイザー:BOSS GM-800については以下で解説されております↓

https://www.boss.info/jp/products/gm-800

2.カーボンネック

カーボンネックは炭丸ギターさんに製作を協力頂いており、グリップシェイプなどの仕様を限定して量産しています。

カーボンネック最大の特徴は気候変化に全く左右されず、ベストのネックコンディションを常に保ったまま演奏ができること。

木材の場合は、楽器として完成後も木材が水分を吸ったり吐いたりすることで、ネックが動いて(曲がって)しまいます。
人工的に強制乾燥させたサーモウッドは環境変化に強いとはいえ、ネックが絶対に動かないということはありません。
カーボンはそうした心配はなく、一度セッティングしたネックコンディションを維持し続けることが最大の特徴です。

また木材のネックと同様にトラスロッドを仕込んでいます。
弦高調整やネックの状態(ストレート、ほんの少し順反り気味など)を微調整できます。

なおフレットは剛性の高いステンレス、サイドポジションマークには暗いところで光るルインレイを標準搭載しています。
従来の樹脂製のネックのように冷たく、無骨なイメージとならないよう、木材と同じ重量に合わせています。

またネックを中空構造にすることで、木材のような鳴りを実現しています。

7弦24フレットのギターを使う方は速弾きやタッピングなどテクニカルな演奏スタイルであることが多いです。
そのためネック周りのセッティングがシビアであり、そのコンディションのキープがカギとなります。

カーボンネックを導入すれば、安定して弾きやすい状態を手に入れることができますよ。

3.ボディー

ギターシンセの演奏性を最大限引き出すため、ボディーの設計にもこだわりました。
7弦ギターなので、あまりごつい印象にならないようスリムかつ近代的なシェイプに。
ギターを縦に構えても弾けるようSagoの麒麟のようにボディー下部を半月に加工しています。

またギターらしい表現としてスムーズなアームアクションが実現できるようリセス加工をすることでアームダウン・アップがスムーズに行えます。

ジャックはギターシンセ用(左)とエレキギター用(右)の2つを搭載
※ギターシンセ用ジャックには専用のSERIAL GK CABLEが必要です

塗装はSagoのラップ塗装のレギュラーカラー:Volcano
そしてゴールドパーツを装着することで、Volcanoやカーボンネックにもマッチし、ゴージャズかつまとまりのいいルックスに仕上がっています。

なおボディー材はアルダーです。
ギターシンセが素直に反応するよう、ネック・ボディーのマテリアルを考慮しました。

4.コントロール

コントロールはマスターボリューム、トーン、PUの3 way切り替えスイッチ。
ここまでは通常のエレキギターのコントロールです。

ここにギターシンセのボリューム、ファンクション(ギターシンセの音色)の切り替えスイッチ、エレキギターとギターシンセの切り替えスイッチを搭載しています。
エレキギターとギターシンセは両方ミックスして音を出すこともできます。

例えばギターソロの際、歪んだギターにシンセリードを加えるなどのアプローチができます。

ギターシンセの音色はBOSS GM-800本体のペダルエフェクトと同じく、フットスイッチによっても切り替えることができますが、ギター側の切り替えスイッチにより、一つ前の音色に戻る(上)、新しい音色に進む(下)操作ができます。

5.サウンド

サウンドはこちらからお聞きください↓

※エレキギター・ギターシンセのミックスでの演奏シーンは、エレキギターの音はギターアンプからマイキングし、ギターシンセはDIを経由してラインでモノラル収録しています。

※ギターシンセ単独での演奏時はラインでステレオ収録しています。BOSS GM-800の中には楽器の響きやパンアクションが反映された音色が多数あるため、ステレオかつライン出力することにより、正確にお楽しみ頂けます。

演奏した感触としては、レイテンシーを感じることなく、ピッキングのニュアンスがダイレクトに反応される印象でした!

デフォルトのプリセットだけでも膨大な数の音色があり、ギターシンセの音色につられて弾くのも楽しいですし、エレキギターの音とミックスすることで、全く違う角度からサウンドアプローチができます。

6.Stem & Seed

上記のモデル以外にはSago Ove4(L(x) BSP)、中間の価格帯ブランドStemよりJMB4・Sonia、スチューデントモデルブランドのSeedよりDullahan・Shinra – Haku -、ACE BASS AB-4 STDを展示しています。

エイジト加工により、楽器の本番、アメリカでも馴染みあるルックスに。


日本人に合わせた少し小ぶりなボディ、Sago独自に開発したピックアップと配列により、個性的かつ実用的なサウンドを海外の皆さんにもアピールしてきます。

7.まとめ

ギターシンセ内蔵のモデルが登場し、Sagoのギター作りも新たなステージへと突入しました。

ギターシンセが使えるようになると、ライブでキーボードの代わりにいろんな楽器、アプローチでバンドサウンドを色付けることができます。
またDTMで作曲する際に、ギター以外のパートをあえてギターで演奏することで、ギターならではのコードボイシングやチョーキングやアーミングなどのギターらしいアプローチでさまざまな楽器を鳴らすことができます。
シンセを鍵盤で演奏したり、マウスで打ち込むこととはまた違う角度でギターシンセを楽しんでもらえたらと考えています。
何よりもまず海外の人にこのギターで驚いてもらいましょうw

なおプロトタイプを機に、5フレット伸ばしのギターにもギターシンセを搭載するなどSagoの提案するスタイルにギターシンセを融合させて、新しい音楽を生み出すきっかけにしていけたらと考えております。

「Sago」は2004年に創立した、ギターメーカーです。
エレキギター・ベースを基本に、スタンダードなモデルや弊社プロデュースのモデル、フルオーダーまで幅広く製作をしています。
豊富なアイデアと技術で、お客様の理想の一本を製作させていただきます。

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