ダブルPベースモデル特集
最終更新日: 公開日: ベースモデル
こんにちは、Sago NMG工房です。
最近プレシジョンベースのピックアップを2機搭載したダブルPベース、よく見かけませんか?
SagoでもダブルP構造のピックアップを搭載したベースをオーダー頂くことが多くなっています。
今回はその特徴とSagoのダブルPベースモデルを紹介したいと思います。

1.ダブルPのメリット
1-1.太くダイナミックなミックスサウンド
Pピックアップが2基あることで、プレシジョンベース特有の分厚さに、アタック感が足されて、太くダイナミックなサウンドを出すことができます。

スラップの際にジャズベースのようなガチっとしたアタックで出力でき、パッセージの細かいフレーズがしっかりと見えるようになります。
これは通常のプレシジョンベースにはない特徴ですよね。
1-2.バランスの良さ
PJは当然ですが、PとJでスタイルの違うピックアップを搭載していることか出力が異なります。
そのため、ミックス、フロントP単独、リアJ単独での出力差が気になるケースがあります。
ダブルPの場合はそうしたことがなく、フロント・リアのP単独でバランスよく鳴らすことができます。
ミックスに加えて、フロントP単独で通常のPベースサウンドを出力することができますし、リアP単独では、Jピックアップとは違い、程よく低音が残り、アタッキーになりすぎず、リアPUのサウンドを楽しめます。
1-3.低ノイズ
PJであればリアPUのJを鳴らした際、PとJのミックスの際もピックアップノイズが出てしまいます。
それに対してダブルPはフロント、リアがそれぞれシリーズ構成のため、単独で鳴らしてもノイズは発生しません。
ノイズの問題に悩まされず、幅広く音作りが可能です!
2.SagoのダブルPピックアップ
2-1.L(x) BSP
GEEK IN BOXの嵯峨様よりジャズベースに搭載できるPPのピックアップを作って欲しいとご提案頂いたモデル。

通常のPピックアップを2つ並べるとメカ感というか、ゴツい印象となってしまうため、SSピックアップなどが搭載できるザグリのサイズにPピックアップを落とし込みました。
Pピックアップは本来ひたらく大きなボビンに線材をたくさん巻くことで、太くていなたいプレシジョンベースらしいサウンドとなるのですが、ザグリに収まるサイズで限界まで巻くため、ボビンを新たに設計し、通常より細い線材を採用。

ジャズベースとプレシジョンベースの中間的なニュアンスで、ナチュラルでありながら、ダブルPベースの特徴が上手く表現できています。
なおこのピックアップはOveやTabuchi MK-IIなどのモデルとザグリとサイズを合わせていますので、ボディ加工なしで、そのまま取り付けすることができます!
サウンドキャラクターの見直しの際、ぜひご検討ください〜
2-2.ジャズマスターベースJMB
Sago・Stemにて製作しているジャズマスターベースのJMB。

こちらはギターのジャズマスターのピックアップカバーのサイズに収まるよう、プレシジョンベースのボビンを斜めに配置することで、独特の前に出るサウンドを生み出しています。
East of EdenのMINAさんにも5弦タイプをお使い頂いたり、楽器店様からもオーダーを頂くことがとても多いモデルです!
グリップシェイプやコントロールは一般的なジャズベースと同じにしているので、スムーズに持ち変えることができますよ!

2-3.L(x) LPSP
Prime EdgeやOveなど、ショーモデルで搭載していることの多いピックアップモデル。

Large Pole piece Sprit Pickupということでミュージックマンタイプのでっかいポールピースに4&3弦・2&1弦(5弦モデル:5&4弦・3&1)に分けてコイルを巻き、プレシジョンベースのようにスプリット構成にしています。

上記の2つに比べると、よりパワフルでパンチがあります。具体的にはローエンドの厚みとキレのある高音が特徴で、5弦モデルにもオススメです。
3.まとめ
一口にダブルPと言ってもピックアップのスタイルによってサウンドキャラクターも異なります。
こちらは番外編として、素直な鳴りの朴ボディにでっかいポールピースをリバースで配置したダブルPをマウントしています。パンチもありつつ、いなたく厚みのあるサウンドが出せます。
オーダーを頂く中でみなさんのアイディアから新たなスタイルのプレシジョンベースが生まれています。
また特徴的なトピックがあったらブログで紹介します。

「Sago」は2004年に創立した、ギターメーカーです。
エレキギター・ベースを基本に、スタンダードなモデルや弊社プロデュースのモデル、フルオーダーまで幅広く製作をしています。
豊富なアイデアと技術で、お客様の理想の一本を製作させていただきます。