Concept Model特集 Charm Part1 What’s Charm?
こんにちは。
SagoのConcept Modelを紹介するコーナー。
今回はギターのCharmをご紹介します。
Charmはスピッツの草野マサムネさんなど、
多くのアーティストやミュージシャンの方に
お使い頂いております。
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1.What’s Charm?
エレキギターの王道、
Gibson社のレスポールを軸に、
Sagoのアイディアを取り入れて、
設計したのがCharmです。
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Gibsonスケールと呼ばれる628mmのスケール、
セットネットなど、
レスポールタイプ(以下LPタイプ)の
特徴を踏まえつつ、演奏性を向上し、
Sagoらしいサウンドに仕上げました。
2.ボディ設計
LPタイプのギターと同じく、
アーチドトップで曲線的なフォルムに。
アンダーホーンをつけて、
座った状態で体によりフィットするよう
デザインしました。
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またカッタウェイを広く取っているので、
ハイポジションへもスムーズに。
ハイポジションでの演奏性の高さを追求しました。
またLPタイプのギターは重量感のあるものが
多いですが、Charmは軽快に取り回すことができるよう、
ボディの厚みを少し薄めに設計しています。
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ステージで軽やかにプレーできますよ。
3.ウッドマテリアル
木材はLPタイプのギターに
使われることの多いものを基本にチョイスしています。
ボディバックとネック材は
ホンジャラス・マホガニーもしくはアフリカン・マホガニー。
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サウンド面を考慮し、ボディトップにはメイプル。
キルテッドメイプルを貼ると木目が綺麗に出て、
カッコいいですよね。
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指板材はエボニーやローズウッドなど。
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またスピッツ:草野マサムネさんの
Charm Customのように、
複数の木材を組み合わせたLaminated Top。
サンバーストを木材のみで表現しています。
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こうした木材によるデザインは
オーダーメイドを得意とするSagoならではないでしょうか。
4.ヘッド
Sagoがこだわるヘッドデザイン。
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LPタイプのギターのように
ナットからペグへの角度が急にならず、
ナットに余計なストレスがかからないよう
Charmのヘッドはペグの位置を工夫しました。
5.ピックアップ
ハムバッキングタイプの
ピックアップをフロント・リアに
2機搭載しています。
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オーダーを頂く際、狙うサウンド傾向を踏まえ、
Sago工房で制作しているL(x) pickupを
はじめとした豊富なラインナップから、
お選び頂けます。
Charmをお使い頂いているお客様からは
「ハムバッキングPUらしいバイト感と、
レスポンスの速さが気持ちよいです。
ハイゲイン系のアンプで深く歪ませても
音の芯がしっかりしているので、
アンサンブルでの存在感も抜群です。
フロントPUがネック寄りに
配置されているので、
クリーン~クランチぐらいの感じで、
メロウなサウンドを狙う際にもバッチリです。
LPタイプとしては少しタイトな印象で、
ストレートなサウンドなので、
アンプで思いっきり鳴らしたいですね。」
とコメント頂いておりますよ。
6.コントロール
LPタイプのように2 Volume, 2 Tone,
Toggle switchのモデルもあれば、
草野マサムネさんのCharm Customのように
1 Volume 1 Tone, Toggle switchにもできます。
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こうしたコントロールレイアウトや
コントロールノブもカスタムオーダーでは
プレースタイルに合わせてあなた好みに
ご指定頂けますよ。
7.まとめ
2019年のSago 15th Liveでは
鶴の秋野さんにもSagoのギターをお使い頂き、
ブラックのCharmがステージで登場しました。
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Sagoのギターをお使い頂いた感想も
頂いておりますので、ぜひご覧下さい。