国産初のカーボンネック

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こんにちは。

以前からYouTubeなどで紹介している
カーボンネック。

これまでギターで紹介しておりましたが、
お待たせしました。
ベースでもいよいよ
カーボンネックが登場しました。

今回のSago Blogで詳しく解説します。

1.国産初のカーボンネック?

枯渇、高騰する木材に代わる
New Materialを探していたところ、
カーボンという素材に出会いました。

初めにお話頂いたのはクロサワ楽器さん。

炭丸ギターさん、というオールカーボン
アコースティックギター
を作っている
メーカーさんをご紹介頂き、
エレキギターを作りたいので、
コラボしませんかとご提案頂きました。

実際に炭丸ギターさんの作業場にも
お邪魔させて頂き、実際にオールカーボン
アコギを試奏させてもらったり、
カーボンという素材の魅力を知り、
カーボンネックを搭載した楽器作りがスタートしました。

カーボンをネック材として用いたギター、
ベースはこれまでにもありましたが、
全て海外製で、国産としては初です。

炭丸ギターさん製作のネック
Sago製作のボディ、パーツ類が一体となり、
新しい楽器が生まれます。

2.カーボンネックの特徴

2-1.環境変化に全く左右されない。

カーボンネック最大の特徴。

気候変化に全く左右されないので、
ベストのネックコンディションを
常に保ったまま演奏ができます。

木材の場合は、楽器として完成した後も、
ネックの木材が水分を
吸ったり吐いたりすることで、
ネックが動いて(曲がって)しまいます。

人工的に強制乾燥させたサーモウッドであっても、
環境変化に強いとはいえ、ネックが絶対に
動かないということはありません。

特に梅雨の時期の湿気や、
冬の乾燥の季節は楽器にとって要注意です。

カーボンはそうした心配はなく、
一度セッティングしたネックコンディションを
維持し続けます。

なお炭丸ギターさんにお願いして、
エレキギター、ベース用のカーボンネックには
トラスロッドを仕込んで頂いております。

エレキギター・ベースプレーヤーのプレースタイルや
狙うサウンドによって、必要とされる弦高や
ネックの状態(ストレート、ほんの少し純反り気味など)が
異なるためです。

そうした微調整に対応するためのものであり、
トラスロッドの効き方も、一般的な楽器用木材と
同様に良好です。

なおフレットはネックとしての
剛性を持たせるため、ステンレスを採用しています。

2-2.ルックス

この特徴的なルックス
カーボンならではないでしょうか?

レーシングカーのような印象を受け、
第一号となるSonia Customでは
そのイメージのままにデザインしました。

※タップするとギャラリーへ。

またこちらのStyle T-Customでは
全身黒いメカのような仕上がりに。

なお定番カラーの3TSのボディに合わせても、
マッチしてますよね。

ちなみにカーボンのルックスを生かして、
これらのモデルではナットもカーボンにしています。

2-3.サウンド

従来のカーボンネックのような、
無骨で冷たいイメージにならないよう、
カーボンの焼き方を工夫して頂いております。

ネックを中空構造にすることで、
柔らかく、木材のように
しっかり鳴るよう設計
しております。

またネックの重量がカーボンと木材とで
大差ないことも中空構造によるところが
大きいです。

サウンドとしてはフラットな印象で、
どのポジションでも均一に鳴る傾向にあります。

実際のサウンドは4.のサウンド比較で
まとめていますので、チェックお願いします。

3.注意点

現時点では以下の仕様で
カーボンネックのオーダーを
受け付けております。

【Guitar】
Radius: 9.5 inch
Scale: 648mm 
Flet: 22F
※Classic Style SやSoniaで標準採用。

【Bass】
Radius: 9.5 inch
Scale: 864mm 
Flet: 21F
※OveやTabuchi Mk-IIで標準採用。Classic Style J4にも搭載可能。

そのためカスタムグリップや
上記以外のスケール、フレットの増加、
ヘッド形状の変更などについては
今のところ対応しておりません。

また指板面にはドットのポジションマークを
入れることが可能ですが、
カスタムインレイなどには対応しておりません。

※サイドポジションマークにはルミンレイを搭載。

なおネックの仕様を固定させて頂いている関係上、
カスタムオーダーの内容によって、
仕様の細かいところを相談させて頂く場合がございます。

4.サウンド比較

木材とは音がどう違うの?
ということで、ベース(Classic Stlye J4)
ネックで比較しました。

①ハードメイプル
②ライトサーモメイプル
③カーボン

※コメント大歓迎ですが、お手柔らかにお願いします 笑

またカーボンネック搭載のClassic Style J4で、
実践的にアンサンブルでその音を確認できます。

そしてNovelbrightの沖さんにも
Sonia 3種類を比較で試奏頂いております。

純粋なネックの比較という訳ではありませんが、
ギターオーダーの参考にぜひチェックしてみてください。

5.カーボンプレート

カーボン製のジョイントプレート
Reodellで販売しています。

カーボンのルックスを手軽に取り入れられるアイテム。

※タップすると販売ページへ。

高級感あるマットブラックな質感と
Sagoのロゴがいいアクセントになっています。

6.まとめ

カーボンというNew MaterialがSagoにやってきて、
そのインスピレーションを受けて、
新しいデザインやサウンドが産まれていきます。

更なる新しい楽器作りに挑戦するため、
みなさんからのNew Ideaが必要ですので、
こんなものが見てみたい、聴いてみたいという
リクエストがありましたら、
ぜひお気軽にお声かけくださいね。