Style JM Bass 特集
こんにちは、SagoNMG工房です。
ギターのジャズマスターは独特のクリスピーなサウンドと、左右非対称のスマートなルックスが多くのギターファンを虜にしています。
そのジャズマスターのボディシェイプを基にベース用にカスタムされたStyle-JMBが、今回 Sago Classic Styleシリーズに追加されました。
詳しく紹介していきます。
ボディ形状
JMタイプのあのボディ形状が、JMタイプを好んで使うギタリストの魅力に感じるポイントであると考えます。
左右非対称の独特のフォルムですが、ホーンを少し伸ばすことで、ストラップをつけて構えた際のバランス向上につながっています。
またカッタウェイも広めに確保することで、ハイポジションでのプレーも良好です。
ピックアップ
このモデルに搭載しているPU、気になりませんか？
プレシジョンタイプベースのPUを2機搭載していますが、このL(x) Custom PUではピックアップのコイルを斜めに配置しています。
その結果ポールピースがベース弦に対して斜めに。
以前アーティスト様のモデルにて搭載したものが好評だったので、本機で採用しました。
ポールピースを斜めに配置することで、立体的なベースサウンドに。
コントロールはジャズベースタイプと同じく2ボリューム+1トーン。
スプリットタイプが2機あることで、プレシジョンタイプらしいサウンドながら、よりパワフルなサウンドが得られます。
Sagoではピックアップをオリジナルで製作しており、ピックアップの各パーツをレーザーで加工し→組み立て→コイルを巻いています。
今回のジャスマスターベースピックアップのように日々実験をし、面白いピックアップの開発に取り組んでいます。
標準仕様
・ボディアルダー
・ライトサーモネック
・ローズウッド
まだまだ製作例はすくないですが、Style-JやStyle-Pと同じ木材構成を標準仕様としています。
王道的なフェンダースタイルの木材選定ですか、ネック材にはサーモメイプルを使用しています。
Sagoではすっかりお馴染みのサーモウッドですが、サーモ処理の適度な度合いにすることで、木材本来の鳴りとサーモウッド特有の角の取れた感じがちょうどいいバランスになります。
サーモウッドは木材を強制的に乾燥させており、余計な水分やセルロースがなくなることで、温度・湿度の激しい日本のような環境でもネックが曲がりにくくなります。
ネックコンディションの維持に適していることから、長らくオススメさせて頂いているマテリアルです。
サーモウッドについてはこちらで詳しく紹介しています。
サウンド
実際のサウンドはYouTubeからご覧頂けます。
こちらの5弦カスタムは、アクティブ仕様のVol(Active/Passive SW)+Balancer+Treble+Bassとなっています。
ぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回 Sago Classic Style-JMBがラインナップに加わりました。
まだまだ製作数は少ないので、今後仕様をブラッシュアップしていくかもしれませんが、気になった方はぜひ候補にしていただけたらなと思います！
カスタムももちろん可能ですのでお気軽にご相談ください。
「Sago」は2004年に創立した、ギターメーカーです。
エレキギター・ベースを基本に、スタンダードなモデルや弊社プロデュースのモデル、フルオーダーまで幅広く製作をしています。
豊富なアイデアと技術で、お客様の理想の一本を製作させていただきます。
