Sagoの日!2ハムギターモデル特集
最終更新日: 公開日: ギターモデル
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こんにちは。
3月5日はSagoの日!
今回のSago Blogではフロント、
リアにハムバッカーを搭載した
ギターを紹介していきますよ。
1.Ymir
速弾きやテクニカルなプレースタイルの
ギタリスト向けに開発したYmir。
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サウンドはハイパワーで、深く歪ませても
演奏の細かいニュアンスが分かりやすいです。
24フレット仕様で、ハイポジションを
広く使えるボディ設計。
軽いタッチでタッピングや
レガートがしっかりできるよう、
ネック厚を若干薄めに仕上げています。
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ネック材はライトサーモメイプルで、
カーボンサポートロッドを仕込んでいます。
指板にはリッチライト、フレットは摩耗に強い
ステンレスフレットを採用。
ネックの強度を高めています。
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そして高出力のPUをHSHの配列で搭載し、
センターのシングルコイルPUは
ミニスイッチでOn/Offができます。
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3つ全てのPUが鳴る状態にすると太く、
煌びやかなサウンドになるので、
タッピングをプレーする際にオススメですよ。
YouTubeやブログで詳しく
解説しているので、ぜひご覧ください。
2.TD-035
カスタムオーダーでも大変ご好評頂いております、
Toddyこと戸高賢史さんのアーティストモデル。
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リッチなクリーントーンが魅力的。
一般的なセミアコと比べ、
低音が程よくスッキリしているのが特徴です。
エレキギターに使われる木材を削り出して、
セミアコの形状を作り出すTD-035は、
従来のセミアコタイプとは少し違い、
生鳴りし過ぎず適度な低音が特徴。
サイド材の厚みが通常のセミアコより厚いため、
ソリッドギター寄りのサウンドになる他、
この位置にストラップピンを取り付けることができます。
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また2つのコイルで構成されるハムバッカーPU ですが、
TD-035のPUは2種類のマグネットワイヤーを使って
それぞれコイルを巻いて、PUを構成しています。
これにより、完全なハムキャンセル効果を狙わず、
明瞭な高音を出すことができます。
カラーやウッドパーツなどは、
Sagoの他のモデルと同様、
自由にカスタム可能です。
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Sagoイチオシの和材で製作したり、
センターブロックをブリッジまで伸ばしたり、
セミアコモデルでもSagoならではの
カスタムオーダーができますよ。
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制作の様子や実際のサウンドは
YouTubeでご覧頂けますので、
ぜひチェックしてくださいね。
3.TD-SG
Seed ver.でも登場した戸田賢史さんの
シグネチャーモデル:TD-SG。
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モダンでスピード感のあるハムサウンド。
ハードに歪ませることで、
SGらしいワイルドさが楽しめますよ。
戸高さんを連想させる
アンティークペルハムブルーは
鮮やかなカラーリング。
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ダミーのバイブローラーはルックスの
ワンポイントでありながら、SGタイプの
懸念点であるヘッド落ち防止にも役立ちます。
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なお検品時には戸高さんにもお越し頂き、
入荷分全てサウンドチェックして頂きました。
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つまりお手元に届いているもの、
店頭に並んでいるものは
全て戸高さんの演奏によるチェックが
完了したものですので、
安心してお使い頂けますよ。
戸高さん直筆のサイン入り認定書も付属。
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なお先日はクロサワ楽器池袋店様でのイベント、
お越し頂きました皆さま、ありがとうございました。
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みんなで同じTD-SG持って弾くの、
楽しかったですよね!
4.Curious
スピッツの三輪テツヤさんや、m:a.ture、
和楽器バンドで活躍されている桜村眞さん
(和楽器バンド:町屋さん)にお使い頂いているCurious。
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サウンドはメロウで、リアPUで
ドライブさせても音が硬く鳴らず、
程よいエアー感が心地よいモデルです。
セットネックジョイントと
ボディ内部をくり抜いたホロウ構造。
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一般的なソリッドギターと
セミアコの中間ぐらいのサイズ感です。
なお最近制作したCurious Arch Topは
TD-035と同じく削り出しで作る
セミアコモデル。
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通常のCuriousよりもホロウになっている
エリアが広く、センターブロックにスプルースを
組み込むことで、よりアコースティックなサウンドに。
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ジャズでの演奏を念頭にSagoで新たに
開発したPUを搭載し、エアー感を
十分に生かしたサウンドに仕上がりました。
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Curious Arch Topの制作風景は
こちらでご覧頂けますよ。
5.Charm
スピッツの草野マサムネさんにも
お使い頂いているCharm。
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王道的なハムサウンドを念頭におきつつ、
現代的なロック、バンドサウンドにも
マッチするよう、音のレスポンスもバッチリなモデル。
628mmのスケール、
セットネックジョイント、
2つのバムバッカーPU、
2 Volume, 2 Tone & Toggle SWの
伝統的な演奏スタイルに対応。
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LPタイプのギターに比べ、
ボディ厚をわずかに薄めに。
またアンダーホーンを付け、
座った状態でも体にフィットするよう
設計しました。
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ツアーやアルバムレコーディングなどで
長時間、快適に演奏できますよ。
なお草野マサムネさんのCharm Customは
複数よ木材を組み合わせたLaminated Top。
木材のみでサンバーストを表現しています。
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草野マサムネさんのCharm Customは
こちらで詳しく解説していますので、
ぜひご覧ください。
6.J’s Custom
Sagoのビルダーとして以前働いていた
ハンガリー人スタッフ考案のモデル。
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Sagoとしては珍しくずっしりと
重量感のあるモデルで、
粘りの強いサウンドが特徴です。
メロウなクリーントーンも魅力的で、
スタッグアンプで思いっきり鳴らすのが似合いそうです。
マホガニーをボディ材の基本とし、
ネックには同じくマホガニーや
三味線の竿部分にも使われる紫檀などを使っています。
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1 Volume & 1 Tone, PUの切り替えスイッチと
シンプルなコントロール。
セットネック構造で、カッタウェイを
広くとっていますので、重たい音でリードギターを
ガンガン弾きたい人にもオススメです。
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アーチドトップで、
杢の入ったトップ材を貼ることで、
ステージで存在感抜群のルックス。
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Sago 15th Liveでは鶴の秋野さんにお使い頂き、
存在感抜群のサウンドが会場で鳴り響いていました。
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7.まとめ
ギターの2ハムモデルですが、
振り返ってみるとそれぞれに
音のキャラクターがありますね。
アーティストやSagoのギターを
お使いの皆さまの投稿を見ていて、
それぞれのモデルの特性を生かして
プレーされていると感じております。
さて、3月5日はSagoの日! では
#Sagoの日フォトコンテスト2022
#Sagoの日ムービーコンテスト2022
を開催します。
SagoやStem, Seedのギターやベースを
お使いの皆さまからの写真、動画の
投稿を募集しております。
今年もSagoブランドのギター・ベースに
たくさん会えることを楽しみにしています。